キリキリ My Diary

趣味を載っけます

劣等感

まずはじめに。

このタイトルは、3ヶ月ほど前から下書きに溜めていた激重文章なのですが、このままだと
・毒を吐き出す
・弱さを自認する
・自分自身を振り返る
という本来の目的が成されないままになってしまう上、ちょうど思い出すタイミングだったので多少加筆の上公開します。
前述通り完全に激重な内容なので、以下本当に興味のある人だけ読んでみてください。





私は昔から、『自分が他人からどう見られているのか』を異常なまでに気にしてしまう性格だ。
それ故、相手の態度や表情、話し方に対してとても敏感に反応してしまうことが多々あり、対人関係のコミュニケーションというカテゴリにおいて、私自身は苦手意識というかある種の『恐怖心』を常に抱えたまま生活している。
いや、かつて私が小さかった頃は、そんなことを深く考えずに友達と話していたのかもしれないが、今となってはそれが本当に気にしていなかったのか『無意識的に意識していた』ものだったのかは分からない。
ただ一つ言えることは、私がこうして今現在抱えている『恐怖心』は、日に日に強くなり、顕在化し、吐きどころを失っているということである。
そのため、このほとんど動かしていなかったブログに書き出すことで、その内訳を自分で振り返り確認できるようにしつつ、心に留めるべきでない毒を吐き出せる場所であるように、克服できるようにしようというのがこの記事の本筋である。



私は小さい頃から友達に恵まれ、『学校の勉強』という意味でもある程度できたし、部活動でもそれなりに活躍できた。
転機は高校時代、それまで仲の良かった(と私が思っていただけなのかもしれない)友達との溝が決定的に深まったことだ。
本来、思春期という時期に各々の人格がまだ形成途中であり、『変わらない』ことの方が難しいものなのだが、それは当時理解しきれるものではなく、ヒビの入った関係性を修復することは今後一切できなくなるのである。

私は、関係性を保ちたいと思う一方で、その思いを簡単に壊すような言葉を無意識的に平然と吐いてしまう悪癖があった。
いや、私としては自分なりに『これは違うだろう』という思いを持って、自分なりに築き上げてきた論理性と倫理観の上でそういった発言をするのだが、その『自分なり』とは一般的に『自己中心的』と解釈されても不思議ないものである。

愛想を尽かした友達とは、今に至るまでお互いの本音を知ることなく、語ることも打ち明けることもなく、そしてお互いが既にそれを望まなくなっている。



大学を卒業し、内定式3日前にギリギリで滑り込んだ銀行での仕事も、長くは続かなかった。
詳細は以前このブログに記載しているのでここには記さないが、私はここで今まで分かってはいながらもその現実から出来得る限り逃避してきた『自分の能力値の低さ』を決定的に自覚するようになってしまった。

他人に否定されることを受け入れ難い現代っ子よろしく、自分が自分らしくあるためのものそのものが見当たらなくなってしまったような、強烈なトラウマが残ってしまった。



思えば、幼少の頃から私は他人と自分を比較して生きてきた。
部活動も勉強もそれなりに頑張れたのは、親からの期待を気にする余り、自分が他人よりも優秀であると証明する最も明確な物差しであるからだったように思う。
ここで私が成績を残せば、何もできない自分でも存在意義を見出だせるし、何より周りから褒められる。
褒められることで、自分が最も恐れる『自分の能力値の低さ』を現実的なものにしてしまうことを回避していたのである。

そしてその意識は、いわゆる強烈な『劣等感』として私自身を取り巻き続けているのである。



私は、今に至るまで常に劣等感との戦いだった。
勉強においても、部活動においても、仕事においても、人間関係においてもそうだ。
そして、それはお笑いというジャンルにおいても明確に存在してしまっていることを打ち明けなければならない。
いや、むしろ私が最も劣等感を抱いているのがお笑いに関してであり、それでも漫才を続けたいと思う理由は、ひとえに『好きだから』である。
好きだから、劣等感を抱えたままではなく、いつかどこかで何かしらの形で自分を認めてくれる場面が生まれることに淡い期待を抱き続けているのである。

気負うことで、緊張感も高まる。
当然、ミスをする回数も以前より格段に増えた。
いつしか『ウケたい』という思いよりも、『失敗したくない』という思いが強くなっていき、それが益々緊張に拍車をかけた。
失敗をすると、恥ずかしさが我慢できなくなる。
他人の目を気にしてしまい、羞恥心で一杯になってしまう。
それは以前、どこかで似たような感覚の出来事を経験しているかのようだった。

銀行員時代、上司からの言葉によるストレスはもちろん、お客様や同僚・先輩の銀行員が周りにいる中で『自分がいかに劣っているか』を演説される羞恥心。
私はその強烈な恥ずかしさが、自らの顔に出てしまう事が多々あったのだと思う。
そしてそれは、相手の怒りを更に煽ることとなり、『お前はいつも人を舐めている』『ヘラヘラするな』という言葉へと変換され私を刺すようになる。
とどまることのない悪循環。
しかし私がいくらその事を自分で理解していたとしても、自分の力だけで矯正することはできなかったのである。
私は元来、高圧的な態度で接してくる人間や、私より優位に立つ人間に対しての恐怖心が強い。
部活動や塾、仕事においては当然とも言えるかもしれないが、そういった人に対しては極度に緊張し、強い苦手意識を自覚し、それ故頭が真っ白になってしまうことも珍しくない。
あるのは『私から退場する』という逃避の選択肢のみである。



私はこの劣等感を抱えたまま、果たして今後幸せに生きていくことができるのだろうか。
そんな不安で頭がいっぱいになる。
しかし、それを吐き出せる場所は見当たらなかった。
それを表に出すことも、本来良いものでは無いのかもしれないと思っていたし、今でもその思いは同じだ。
少なからず人前に立つものとして、こういったことを自白してしまうことは、今後の自分の活動に影響が出てしまうのではないか。
と、テキスト上ですら他人の目を気にしてしまっている始末である。

もっと能天気な人間でいたかったし、ポジティブで明るくて社交的でいたかったものだ。
しかし私の本当の姿は、ネガティブで暗く劣等感に満ち溢れたドロドロとした心が外に溢れでないよう、必死に押さえつけ隠し続ける極めて情けないものであり、それが悲しさを増幅させているのである
もしかしたら、これでも十分に能天気な人間なのかもしれないし、少なくとも『お前は能天気だな』と思われているのかもしれないが、私自身が自分をそのように評価することはできないのだ。



しかし、こういった劣等感が『私だけが感じているもの』であるとも思ってはいない。
きっと誰しもが、私には見えないだけで、何かしらの劣等感と戦っていて、それに立ち向かっているはずなのだとも理解している。
私は間違いなく、自分が安心したいだけなのだ。
そしてその安心がいつまでも得られない現状は、『高望みで傲慢で欲張りな自分』によるものという本来自分で貼る必要のないレッテルとして変換され、それが私自身を傷つけているのである。
私はこの『必要のない自傷行為』のエンドレスなループから一向に抜け出せなくなってしまっているのである。



最後に、こうやって文章を書くことで少しでも気を紛らわせる、発散させるという冒頭の目的は、一定程度達成できたように思う。
打ち明ける場所の無い自分の思いを、テキスト上だとしても好き勝手書くことは、初めは身勝手極まりないのではないかとも思っていたが、いざ書き進めると少しずつだが辛さが薄まっていった。
自分が自分の弱さを認めることはやはり難しいのだが、それを隠し続けるのではなく公開することによって、ある種の『プライド』を自ら捨てることは大切なことなのかもしれない。

願わくば、この一片も面白みのない笑いとは真逆の真っ暗な文章に対して、ここまで耐え抜いて読破してくれた人がおり、その上で私自身が抱える弱さを少しでも理解してくれる人がいたのなら、少なくとも無駄な自白にはならなかったのだと思う。
努力無き者が勝手に抱える劣等感はただの自業自得でしかないので、これからも頑張ります。



最後まで長々と拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

僕が社会人だった頃

僕が銀行員を辞めて半年が経った。
そして、この4月から社会人になった人、これから就活が始まる人、僕の知り合いには沢山いる。
だから、僕が社会人時代に辛かった体験を、書き残しておこうと思う。

先に断っておくと、別に慰めてほしいわけではなく、これから社会人になる人をビビらせようという意図もない。
そして告発の意図もないので、『前職』、『上席』、『先輩』といった曖昧な個人表現に終始させたいと思う。




単純に言うと、僕は前職の上席とウマが合わなかった。
嫌われてしまった僕にも、相当の原因があると思う。
ただ、毎日続く言葉の圧力に、僕の心は蝕まれていった。
以下、実際に言われた言葉である。




『こいつには家庭教師つけてやれ』

前職では“自己啓発ポイント”なるものが存在していた。
簡単に言うと、社外資格を受けて合格し、その難易度に応じてポイントを稼いで知識を増やしましょう、という昇進用のポイントだ。
そしてこれは“強制ではない”のだが、上席の部下指導評価に影響しているものだった。
僕はテストに何度か落ち、ポイントが低かった。
つまり上席からすると、僕は上席の評価を下げる足手まといである。
『お前落ちてばっかだな、こいつには家庭教師つけてやれよ。いや、誰もやりたくねぇか!』
お客様からも見える場所、受付カウンターの奥、営業中である。




『お前は役職で差別してんのか!』

電話応対の引き継ぎのやり取りで、上席に電話を繋ぐやり方と非常勤の方に電話を繋ぐやり方が違った時に言われた言葉。
もちろんそれには意味があって、非常勤の方の席にある電話と上席の席にある電話は種類が違うのだ。
必然的に電話の繋ぎ方は変わってしまう。
そしてそれは周知のことで、僕だけが変えているわけではなかった(というか物理的に変えざるを得ないから当たり前)。
そこで上席に呼ばれる。
『お前、何で非常勤の方に繋ぐ時と上席に繋ぐ時違うんだよ。なぁ、お前は役職で差別してんのか!今すぐ謝ってこいよ!』
上席は普段電話を取らない。




『お前の行動なんて俺がいちいち管理できるわけねーだろ!』

あまりの激務に、昼休憩を取れないことは日常茶飯事だった。
隙を見てはホワイトボードにL(ランチ)と書き、“休憩を取ったテイ”をしていた。
ある日の16時頃、激務でクタクタ、やる事は山積み、小さなミスが続いた時に上席に『ずいぶん疲れてんなぁ笑』と茶化された。
思わず『まだ休憩取れてなくて。。』と言ってしまった。
『おい、今なんて言った?今何時だと思ってんだよ!今から休憩とったらもう定時だろ!帰れよ!だったらもう帰れよ!言っとくけどなぁ、お前の行動なんて俺がいちいち管理できるわけねーだろ!』
その後しっかり休憩を1時間取り、何事もなかったかのように席に戻り作業を続けた。





『酒ばっか飲んでっから頭の回転悪いんじゃねーの?』

前日は初めての法人営業課の飲み会だった。
そこで僕はお酒が好き、という話をしていた。
翌日、ミスをしてしまい上席に謝りに行くと、
『お前さ、どうせ毎日仕事終わったら帰って酒飲んでるんだろ?昨日言ってたもんな?酒ばっか飲んでっから頭の回転悪いんじゃねーの?』
それ以来、何があっても絶対に上席のいる飲み会には参加しなかった。





『お前は人をナメてんのが態度からにじみ出てんだよ!』

ほぼ毎日、ほぼ毎時言われていた。





『お前はさ、法人営業向いてねーもんな!』

ほぼ毎日、ほぼ毎時言われていた。






これはほんの一部で、こういった言葉を同じ上席から毎日毎日浴びせられていた。

とりあえず、俺のことお前って言うの辞めてくんないかな、お前。

今だからこんなこと言えるけど、当時は地の底まで精神が病んでいた。
入社時に66キロだった体重は、その1ヶ月で57キロまで落ちた。

朝は猛烈な吐き気。

昼食は食べる時間がなく、トイレに見せかけて近所のコンビニでおにぎりを一つ買い、近くの公園で泣きながら食べた。

夜は疲れて食欲がない。
風呂を溜めてタバコを吸っていると、気が付いたら一箱無くなっている。
風呂に戻るとすでに冷めているので追い焚きをする。
風呂に浸かりながらビールを飲み、上がったらそのまま寝る。

この繰り返し。



入社してから辞めるまで、下痢じゃない日は無かった。
辞めてから2週間経ち、下痢がおさまったことに感動した。



病院には行かなかった。
パワハラだ!と告発もしなかった。
何かに負けた気がするから。



優しい先輩、同期、上席もいた。
声をかけてくれた。
心配もしてくれた。
だが、助けてくれる人は一人もいなかった。





社会に出ると、本当にいろいろな人がいることがよくわかった。
今でも当時のことがトラウマで、転職活動の面接前には猛烈な吐き気がするようになった。

さっさと転職したほうが良い、とか
このまま堕落していっていいんじゃないですか?とか

そんな無責任な言葉いらねぇんだよ。




まだ社会人を経験していない学生、世の中の全てを分かった気になってはいけないからね。

これから鬼のように様々な人種と出会うことになります。

でも、辛かったらそれを共有しましょう。

一人で消化するのは、一人でしか生きられない弱い人間だと僕は思う。



ここまで詳細に書いたのは初めてだったので、幾分スッキリした。


これを読んで、何を感じますか?
何を覚悟しますか?


社会人嫌だな〜としか思わなかったのなら、きっと僕と同じ道を歩みます。




僕は今、とても楽しく生きています。




今後の人生に幸あらんことを。

箱根旅行紀~番外編~『星の王子さまミュージアム』に行ってきた

お久しぶりです。


今回、箱根に一人旅に行ってきたので、
簡単にそのレビューを書いていきたいと思ったんですが、
その前に番外編を。


いや番外編が先ってどういうことだよ!


いやね、この『星の王子さまミュージアム』に関しては、
行ってからすぐ書かないと感動が薄れると思ったんですね。


要は、それくらい、良かったんです。





非常に良かったんですが、これから書く内容はペラッペラなので悪しからず。

①どんなところだったか
②楽しかったかどうか

この2点に主軸を置いてつらつら書いていくので、詳しい解説とかそういうのは期待しないでね。








ではさっそく。



と、その前に。



ミュージアムの目と鼻の先にある、自然薯蕎麦の話だけ簡単にさせてください。笑


いや、マジでめっちゃ良かったから。
絶対行った方がエエで。いやホントに。



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『じねんじょ蕎麦 箱根九十九』
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外観もお洒落なんだけど、内装もこれまたお洒落。
エーゲ海をイメージさせるような白い壁と、天井には青い空。


男一人で来る場所じゃなかったか?と若干緊張しつつも注文したのはこれ。



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じねんじょ蕎麦御膳


下の写真にもあるように、7種類くらいある前菜を3つ選んで、先に持ってきてくれます。

僕は、左から『むかごのバターソテー』、『自然薯の蕎麦衣揚げ』、『自然薯のピクルス』にしました。


初めて自然薯を食べたんですが、とろろ芋とは比べ物にならないくらいの強い粘り気。
こーりゃうまいわ。


で、これ蕎麦ももちろんうまいんだけどね、自然薯を味わうなら断然麦とろ。


麦とろにかける自然薯の方が、より自然の旨味を堪能できると思います。


めちゃくちゃセンスの無い表現をすると、『全く嫌じゃない土の香り』とでもいいましょうか。笑


とにかく、この『じねんじょ蕎麦御膳』を是非ミュージアムに行く前に寄ってみてくださいな!

お値段は1800円+税と、ちょっとリッチです。





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お腹を満たしたあとは、いよいよミュージアムへ。

ちなみに大人は入場料1600円ですが、箱根のいたる所に置いてあるミュージアムのパンフレットを見せると、100円引きしてくれます。


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まず間違いなく言えるのは、『街並みの作り込みが良い』ということ。

これだけでかなりサン=テグジュペリの世界観に引き込まれていきます。


真冬だったので、残念ながら美しいガーデニングを楽しむことはできませんでしたが、
もう少し暖かくなれば素晴らしいんだろうな、という雰囲気は感じました。



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お庭で王子さまがお出迎え。



メインは建物の中にある展示館です。

入り口を入ると、サン=テグジュペリの人生を振り返ることのできるシアタールームと、展示館への入り口(順路)があります。

シアタールームの前には星の王子さまの小説や関連書籍が置いてあり、自由な閲覧が可能となっています。




2階に進むと、サン=テグジュペリの人生を9つのパートに分けながら、
星の王子さま執筆の経緯や実際に彼が暮らしていた環境を再現した街並み、部屋などが再現されています。


これがまた、雰囲気が良いのよ。
BGMと照明の影響もあるんだけど、静かな空気感の中で徐々に世界観に引き込まれていく感じ。

2階は写真NGなので、これは実際に行って体感してきてほしい。

素晴らしいです。




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サン=テグジュペリの展示を抜けて1階へくだると、次は星の王子さまの展示館。

めっちゃ良い。
泣きそうになる。
ちょっと出るのが惜しくなる。


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惜しみつつ出るんだけど、やっぱり教会であるとか、お城であるとか、そういうものが本当に日常から離れさせてくれるんですよね。



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これ、フランス好きな女子にはたまらないんじゃないかな。
映えるよ、これ背景にしたら。

ずっといれちゃいそう。



ちなみに、ここを抜けるとレストランorショップで、
そのまま出口となっています。

ここに至るまでにカフェとかもあるんだけど、
僕は寄らずにショップだけ行きました。



オフィシャルショップでは、主に星の王子さまをモチーフにしたグッズが売られていて、
オンラインショップもあるそうですが、ここでしか買えないものも販売していました。



印象に残ったのは、僕のあとから入ってきた女子5人組がずっと『かわいい!』を連発していたこと。


ちなみに、このショップはミュージアムの中にあるんですが、入り口でカードを貰えばショップだけの利用で入ることも可能みたいです。








以上でミュージアム自体の紹介は終わりですが、最後に感想を。


このミュージアムのの良さは、何といっても『雰囲気』です。

自分が今、箱根にいる、日本にいることを忘れさせてくれるような、『非日常』を音と視覚で感じることができます。



星の王子さまを題材にしていることもあり、
特にこのミュージアムを通して言えるのは、

『大切なものは目に見えない』

この事をいたるところでテーマにしていること。

四季で移り変わるガーデニングの花たちや、
サン=テグジュペリの暮らした街並み。

こういったものは、それを見た上で『個々で感じる』ものの感受性の違いによって捉え方が変わると思うんです。

だから、テーマパークのような分かりやすい派手さはないし、具体的に何が目玉、というものもハッキリしたものはない。




それが、『作り込まれた雰囲気』にあると思うんですね。

そこに訪れて、感受性を研ぎ澄まして、
各々が感じ取ったもの、それがこのミュージアムのその人にとっての『目玉』になる。

『美しい』という言葉一つとっても、
個々人によって『何が美しいか』は変わってくると思うんですね。

そこに絶対的な基準も相対的な基準も客観的な基準もなくて、
あくまでも主観的な感性によって委ねられている。

そこに、『大切なものは目に見えない』ことの表現が一つなされているのかなと思いました。




大人になると、そういった子供の頃の感性を忘れてしまいがちで、
分かっていても治せなくなります。

でも、このミュージアムでは、その感性を、大切なものを、非常に自然に教えてくれるのです。




そういった意味で、このミュージアムは、
星の王子さまサン=テグジュペリのファンであっても、そうでなくても、とても楽しめる空間なんじゃないかなと思います。








ちなみにアクセスなんですが、
これがね、めちゃくちゃ悪いのよ。笑

箱根湯本から箱根登山バスが出ていて、大体40分くらいで着くんだけども、山道なんでね、酔います。

体力的にめちゃくちゃしんどかったです、正直。


立地的には仙石原といって、すすきで有名なところですね。
強羅のもうちょい奥。


でもね、これは一見の価値ありだと思うよ、半日使うことになるけどね。笑










あー、語ってしまった。

よし、それじゃあ僕も、『星の王子さま』の小説を買いに行くとするかな。


いやお前、星の王子さま読んだこと無かったんかい!

2019年を振り返って。

長い。長かった。
もう一年が経つのか、というよりも、まだ一年しか経っていないのか、という感覚。

今年の一年は本当に長く感じた。
昨年の記憶はおろか、今年の3月の記憶すら、もう2~3年前のことのような、そういう感覚。

でもそれだけ、令和元年という年が、一日一日の中身の濃い一年だったということなんだと思う。


ちなみに、そろそろ『れいわ』って打ったら予測変換で『令和』って出てほしい。
僕のスマホ、まだ出てこないんですよ。
あとあれね、『さとう』って打ったら予測変換の最初の方に『さとう宗幸』が出てくるところね。
砂糖と佐藤と茶道の次に『さとう宗幸』が出てくるのよ。
ただの一回も『さとう宗幸』を使ったことないのよ。
ところでさとう宗幸、みなさんはちゃんと知ってます??



僕はまだ社会人一年目のぺーぺーだけど、仕事があっての趣味、というよりも、趣味のために仕事する、って感じになっちゃってるので、やっぱり趣味に費やした時間の記憶の方が遥かに大きい。

特に競馬と散歩・夜景とアイドル。
この3つを中心に生活してたといっても全然過言ではない。これのために色んなものを耐えて頑張れたっていう一年だった。



今年は競馬もめちゃくちゃ楽しんだ。
まず、春の府中5週連続G1開催は全部現地に行った。
日本ダービーでは友達と一緒に前日の終電に乗って現地に向かって、ブルーシートを敷いて開門待機列に並んだ。
安田記念では昨年から推していたインディチャンプが優勝した。
秋競馬、天皇賞(秋)ではアーモンドアイが衝撃の強さ。
地元浦和のちっちゃい競馬場でダートの祭典JBCが行われた。

現地で見れた思い出がたくさんあるのと、今年は過去数年よりも高配当の馬券を的中させることができた。
少しずつ上手くなってるのかな。

競馬って、いわゆる『ギャンブル』っていう側面が一般的イメージとして特にフォーカスされがちなんだけど、それを理由に趣味としての魅力を排斥してしまうのはもったいないほどの奥深いものなんです。

今でも、恐らくこの先も、毎週のように競馬の予想をして、何代も続いていく血の記憶を感じながら楽しんでいくんだろうなと、強く感じる一年だった。

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あとは、ふらっと散歩して、景色を眺めて、お酒を飲んで。
そういう時間を作らないと、心が持たなかった時がたぶん何度もあった。
ストレス耐性が皆無に等しい(これで幾度となく就活で落ち続けた)ので、消化するための時間が僕には必要で。
それが、お酒であり、景色であり、美味しい料理であり、夜景だった。

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来年も、こういう時間を大切にしたい。
暇な時間って、僕は、少なくとも僕には、必要な時間です。
そういう時間に、落ち着いて自分のしたいことを見つめていきたい。


その意味では、来年はもっとライブに出たい。
もしかしたらこの一年、最もモチベーションが上がったものは、漫才かもしれない。

目標は月に一回。
どうにか出られないものかな。

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やっぱりこの時にやった漫才が一番楽しかった。
一番ウケたわけじゃないけど、間違いなく一番楽しかった。
卒業の時に、一番楽しく漫才できたから、本当はこれで終わりってスパッとできたらいいんだけど。
是非、見てみてください。僕は一切ネタ書いてません。笑

👉https://youtu.be/wY5Y_TZKGVY



長い長い。
たかだか趣味の話やねん。
来年はもっと中身の濃い一年に、とか全く思わない。笑
もう今年が濃すぎて、胃もたれしてるから。
でも、今年よりも、もっと色んなことで頑張れたらいいなと思ってます。


あとあれだ、STAR WARS、年明けにもっかい見よ!

キリキリ My 旅行記 ~仙台~ ④

お腹って減るよね~。
何もしなくてもお腹って減るよね~。
笹かま食べよ。笹かま。

けやかけのロケで美愉ちゃんが行ってたお店が駅に向かう途中にあるみたい。
一番街の途中やて。

大通り入った交差点でめちゃくちゃデカい犬に遭遇しました。飼い犬よ、飼い犬。
めちゃくちゃデカい上に、めちゃくちゃ睨みをきかせてくるんですよ。
俺、コーヒーチョコ違うからな。いや犬は食わんか、コーヒーチョコ。

あと仙台にも『ベ』ってあるのね。
じゃあ、ベに行っててくれよ昨日。

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結構歩いてたらようやく到着、阿部蒲鉾店。
手焼きで笹かま食えるらしいんですわ、ここ。
ちょうど良いブランチやね~。食べよ食べよ。

阿部蒲鉾店 本店https://s.tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000251/top_amp/

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めちゃくちゃ可愛いお姉さんに案内され、地下の手焼き体験コーナーへ。
先に入ってたファミリーが怪訝な顔をしながら退出していきます。ごめんね、お一人手焼きで。

笹かま3つを手焼きで食べます。
おーここだよここ!美愉ちゃんが座ってた席にも座ります。ぐへへ。
しかし綺麗な内装。楽天の嶋選手も来てたみたいですね。

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笹かまってあれですよね、ちっちゃいからいっぱい食えるわ!って思って頼んでも結局2個くらいでちょうど良いやつですよね。
そういうの多くないですか?ポテチとか一袋でいいし。
タピオカは一杯でも多いよ、あれは。マックシェイクのSサイズくらいのでちょうど良いのよ、タピオカ。
そういうサイズのタピオカ、出してくれませんかね。

食えたよ。全然食えたよ。うめぇもん。うまいと食えるのよ。マジで。
ちょっと多いかな~とか思ってたけど。美味しかったです。ありがとう可愛いお姉さん。

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道中、洒落乙な無料喫煙所がありました。
JTがやってるとこらしくて、プルームテック持ってますって言ったら2階を案内されました。
加熱式タバコ専用スペースなだけあって、全然タバコ臭くない。タバコって臭いですもんね。


本当はこのタイミングでお昼に牡蠣食べようと思ってたんですよ。それも生牡蠣。
駅前にかき小屋があるんですけど、そこがまさかの16時開店。うわ、食えねーじゃん。生牡蠣食えねーじゃん。

とりあえずどうしようか考える。
考えてるだけじゃもったいないので、昨日とは別の展望台に上ってみる。

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👇東側

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👇西側

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景色大連投。
僕はすごく景色好き・夜景好きなんですけど、無料で仙台をほぼ360°見渡せるのはここかなと。
やっぱり晴れてたらもうちょっと綺麗なんだろうな。


牡蠣食えないってことで、どうしようかな。
仕方ないから、今回は食べる気無かった牛タンにしよう。
牛タン並ぶんだよなぁ。どこにしようかな。

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牛タン焼専門店 司
https://s.tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4010661/top_amp/

めちゃくちゃ並ぶやんけ。
オープンしてから30分くらいなのに、僕で15人目くらいでした。いや、きっつ。
キッツいけど、美食のためならやむ無し。
このお店、東京には進出していないらしくて、地元で人気の美味しい牛タンが食べられるそうです。そりゃいいね。

僕はよく一人で(👈これ重要!)ねぎしとか行くんですが、ねぎしって素晴らしいですよね。
ディナーとして考えれば格安、旨い牛タンと考えればランチとしても問題ない値段で、一人でも気兼ね無く入れるコジャレた雰囲気の内装なんだから。
おいサイゼリヤ。別に昼に一人で入ってプロシュートとエスカルゴとデキャンタのワイン飲んでても別に良いだろ。怪訝な顔すんな。少なくともランチの客単価としてはかなり高額だぞ。
だからねぎしは好き。

で、ここ。
やっと順番回ってきた。頼んだのはシンプルに牛タンの定食。出てきたのがこれ。

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え、絶対旨いやん。咀嚼が楽しみだよ、もはや。
テールスープととろろはセットとしてスタンダードなのね。

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いや良いねこれ。
生牡蠣食えなくて正解だよ、いやこのあと食べるけどね生牡蠣、死ぬ気で。
肉厚ジューシー。適度な歯応え。仙台を感じる。
あれ、そういえば何で仙台は牛タンが有名なんだ?
仙台で牛タン取ってるんか?ちがうよな?
まあそんなことはどうでも良い。旨い飯を食わせてくれる街・店に感謝。感激、雨、嵐。大野くん見れなくなるの寂しいな。


このあとは、計画していた松島へ。
しかたねぇ、松島で牡蠣探して食べるか。
この決断が結果的に大成功となったのは言うまでもないのですが、最高の牡蠣を格安でいただきやした。
仙台、最高だね。


おまけ👇

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#6

仕事終わり

早めに仕事が終わると、何かしたくなるんですよね。
もったいない気がして。

そういうときは、ちょっとおいしめなご飯つくって、横浜の海を見ながら一人で酒飲むんですよ。
これがね、ほんとに幸せ。
カップルしかいないですよ、カップル。
みなとみらいなんてカップルばっかり。
そんなのお構いなしでね、缶チューハイ飲みながらいつまでもボーッとしてる時間が良いんですよね。

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あとはね、みなとみらいにあるオーケーストアで大きい牛肉買ってね、ステーキにするわけですよ。
プチ贅沢ってやつ。これも良いね。
ピンク岩塩振ってね、黒胡椒振ってね、いや一人暮らしさみしいのかおい。

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昨日会社の研修だったんですけど、同期の女子がひたすらに『桐原元気?ちゃんとご飯食べてる?』と心配してくれてました。
心配してくれてた上に、『甘いの食って元気出せ!』とわざわざ100円のチョコ買ってきてくれてました。
カントリーマアムにしようと思ったけど、袋が厚めだったからバッグに入りやすい大きさのチョコにしたそうな。

いや、チョコをバッグ入れたら溶けるだろ。
すまん、ありがとう、頑張るわ。


#5

湯治

ずっと銭湯が好きでして。
色んな銭湯にいくんですね。
都内とか均一料金で入れる良い銭湯が沢山ありまして。
横浜に移ってからも職場の近くにスーパー銭湯があってね。よく行くんです。
今日は実家に戻ってたんで、実家近くの銭湯に行ってきました。

家から銭湯まではチャリこいで3分とかです。めちゃくちゃ近い。
ビニール袋に着替えとタオルと洗面用具詰めて、430円払って入浴です。

銭湯って皆さん行きますか?
銭湯は良いですよ。疲れがすごくとれるし。
最近は炭酸泉と朝バナナダイエットにハマってます。後者は嘘です。
炭酸泉はどうなんですかね、結構前から流行っているんですかね。ここ最近、均一料金の銭湯でも見かけるようになりました。
温度が低く設定されるので長時間入っていられるし、炭酸のおかげか血流がすごく良くなる感じがあってお湯の温度のわりにはかなり体が温まります。
おすすめです。炭酸泉。

お風呂場に入ると、正面の大風呂に全身タトゥーの厳つい方がお二人。いや、マジか。

入れ墨ダメって言うじゃないですか、日本の銭湯って。
僕ね、入れ墨がダメってしちゃうのは良くないと思うんですよね。確かに日本では入れ墨=ヤーさんの象徴みたいな感じあるけど。
でもね、やっぱり入れ墨全身入ってる人が銭湯でゲラゲラ笑ってたら、やっぱり恐いよね。めちゃくちゃ恐い。

そんでさ、結構入れ墨入った人、銭湯で見かけるよね。
多いのよ、入れ墨入った人。僕ね、2回に1回くらいは銭湯で見かけてますよ。多くね?

僕が体を洗っている間に、入れ墨のお二人がご退出。
ほら、シャワー止めずに出ていった。

いいのよ。止めるから。僕が止めとくよ。日本人は助け合い。何かあったら僕を助けてね。

銭湯にシャンプーとかボディーソープが備え付けられているところも最近は多いけど、基本そういうの無いと思っていた方がいいです。
今日の湯処も備え付けは無し。
持ち込みのシャンプーとボディソープを使います。

こういうときに、ちっちゃいパックに入ったお試し用のシャンプーとかボディソープが役に立ちますよね。
ドラッグストアとかでよくサンプルとして配ってたりするやつ。あれがベストなんですよね。
しかもそういうのって、結構いいやつなんですよ。普段使ってるやつよりもお高いの。
銭湯に行くと、そういうお高いシャンプーとかボディソープを効率よく使えてる気がして、むしろプチ贅沢というかお得感があるんですよね。
うん。今日のボディソープはなんだかミント感が強いや。

このお店には『ラドン湯』なるものがあります。
よく分かんないけど一番温度がちょうどよかったから今日はここが主戦場だ。

ラドン湯について→https://travel.biglobe.ne.jp/onsen/jiten/sensitsu_14.html

バナナダイエットって何で話題になったんでしたっけ?
納豆ダイエットとかもありましたよね。それで一時期スーパーから納豆が売り切れ続出みたいな。
僕はシンプルにご飯を食べないダイエットで体重が6キロ減りました。真似はしない方がいいです。たぶん。
朝にバナナ食おうが昼に食おうが夜に食おうが変わらないような気がしますよね。でもこれがミソなんだって。知るかよ。

お金無いからお昼にバナナだけ食べようって思って、支店で食べてたんですよ。バナナ。
一房100円で売ってたんで、まあ2本くらい食べればいいかと思って。
しっかり5本食べました。普通にお腹減る。しかも飽きる。昼バナナはやめた方がいいです。

プルームテックを吸いながら自宅まで戻ります。
帰宅路にあるスナック『モナリザ』。
今日はおっちゃんのカラオケの音漏れが無いな。

一応、赤山商店街っていう路地なんですが、昔に比べてだいぶお店減ったな。

すっかり日も暮れ薄暗い夜道に変貌。
家でヱビスビールが待っている。
結構気持ちよかったな、銭湯。
戦闘の日々に明日から逆戻り。

どうしても入れたくなったので許してくださいこの4行。


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今日行った銭湯。埼玉は430円なのか。

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こいつでラドンを作っているらしい。

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スナック『モナリザ


#4